パワースポット Archive

パワースポットという言葉が近年話題になっており、このパワースポットって何なんだろうと疑問に思っている方も多いとは思います。
この『パワースポット』について、博物学者の荒俣宏さんは、「大地の力がみなぎる場所」と定義されており、パワースポット巡りに代表されるようにずっと以前からこのような風習はあり、本来は信仰の場所であった場所がパワースポットといわれている場合が多いとおっしゃっています。
このパワースポットへ出かける目的として、そこにある自然により癒しを求めたり、やる気や活力を復活させ一度リフレッシュさせるということがあげられています。
これらの癒しの効果については非科学的な金儲けの手段としての意味合いが強いものではなく、地磁気の強さが原因であり強い地磁気を浴びることで体内が活性化し、それによりなんとなくではありますが、精神的におちついたり、やる気を発生させるといわれています。
なお、地磁気の強い場所に信仰対象となる建造物や信仰の対象になるものが多いことから、信仰の伴わない訪問について批判されるという事も少なからず起こっています。

世界中にパワースポットといわれている場所は多くありますが、日本のパワースポットガイドを少し紹介したいと思います。
『日本のパワースポット』というと、伊勢神宮や鞍馬山、富士山等が有名な所であり、当時に自然を満喫するという点で高千穂や屋久島なども非常に人気があります。
また、建築物や自然という視覚的な効果を外し、地磁気や地殻エネルギーの放出地として最も高いポイントをあげるとすると日本三大パワースポットといわれている石川県の聖域の岬・分杭峠・富士山があげられます。
ただ、日本のパワースポットの中でも上記の３つは車等では到達することができず、冬場等は積雪もあることからきちんとした準備とガイドが必要になるので、一人での訪問は危険性が高いので控えることをオススメします。
日本のパワースポットガイドなどでは、神社や仏閣等でパワースポットになっている場所は車や公共の交通機関でも一人で行くことができるのですが、こちらは信仰を伴わない訪問について批判的な神社や仏閣があるのでこちらも残念ながらいきなりの訪問というわけにはいかず事前の確認が必要になります。

最近では、神社・仏閣の中にあるパワースポットの中には、旅行での利用を限定的に許可しているところもあり信仰のため以外の訪問について不信感を抱いていた神社・仏閣等の管理者の方もきちんとした旅行会社を通して管理がなされることを条件に旅行として訪問することができるという場所も増えています。
これらは旅行会社の努力によるものであり、さっそく各社パワースポットに触れる国内旅行商品がでるようになっています。
ただ、訪問について否定的な所には信仰心以外にも自然環境の保全や、現実にその場所まで行くことが出来る体力があるかという問題があることも事実で、パワースポットに触れる国内旅行等を利用する場合にはきちんとコーディネーターの方の支持に従い、前もって準備をするということを心がけておいてください。
自然に対する配慮がなくあまりにも態度が悪い場合には管理者から訪問禁止にされる場合もありこれから行こうと思っている方にも迷惑な話になってしまうので気をつけてください。

芸人さんや芸能人の方が旅行先としてパワースポットに行ってきたというような話しはよくされており、旅行会社等でもパワースポットに特化した商品を販売するようになっています。
パワースポットを巡る旅が人気な理由のひとつとして、通常の生活では経験することができない空間へ行くことによって心身ともにリフレッシュすることができるという点が非常に人気で、いわゆる心霊現象的なものではなく、「地磁気や電磁波、視覚的にも通常空間とは異なる場所」という意味でパワースポットは非常にストレス解消や疲れを解消することに効果があるといわれています。
このパワースポット巡りでは伊勢神宮（三重県）・鞍馬山（京都府）・富士山（静岡、山梨）が人気が高いといわれており、自然の中のパワースポットとしては、高千穂や屋久島なども人気が高いようです。
パワースポットは通常入場料等が必要になるという場所ではなく手軽にいけるイメージが強いのですが、一般的に信仰の対象となっている場所については信仰の伴わない訪問に関しては遠慮してほしいと声明を出している場所もあり、エセパワースポットのように金儲けの手段となっている所もあるので、その点には注意してパワースポット巡りをしてみてください。